六甲山の人気コースを歩いてみた

数ある六甲山のハイキングコースの中で、
最も人気のある(らしい)コースを歩いてみました。



で、
やって来たのは、

阪急電鉄の芦屋川駅。





今回歩いたのは、
ここ芦屋川駅をスタートし、

高座の滝 > 風吹岩 > 雨ヶ峠 > 六甲山最高峰 > 有馬温泉

と言うコースです。

特に、
高座の滝 > 風吹岩 の間には、
このコースの名物である、
「ロックガーデン」と言われる岩場もあり、
岩場、滝、川、緑の全てを短時間で体験出来るんです。






では、

スタート。

って、
早速、

「イノシシに注意!!」の看板

このコース、
至る所で「イノシシ注意」の看板を見かけます。

私は幸い遭遇しませんでしたが、
行かれる方はご注意を。

でも、
「ウリ坊」は見てみたいような。






芦屋川駅 > 高座の滝
芦屋川駅をスタートして、
登山道の入口まで、
街中を歩きます。



駅北側前の広場を抜け、

芦屋川を右手に見ながら進みます。



 芦屋川沿いは桜の名所でして、



今週末くらいが見頃でしょうかね?






高座の滝までのルートですが、
至る所に道標があるので、
迷うことはありません。












「人・車 行止まり」

って、
何が行けるんやろ?


 
この坂を登ると、



登山道の入口です。



しかし、
芦屋川駅からここまで、
さすが関西を代表する高級住宅地。

写真には撮ってませんが、
建ってる家が半端ない立派。

止まってる車も、
最低がベンツ、
ベントレー、ポルシェ、フェラリーと言ったスーパーカー。

ほんま、
「住む世界が違う」
ってやつです。






こんな登山道を10分ほど歩くと、、、



見えてきました、

「ロックガーデン」の看板が。






ここには、
2つの茶屋があり、
最初が、

「滝の茶屋」



更に進むと、

「大谷茶屋」






茶屋を過ぎると、

高座の滝。




高座の滝、

だ、そうです。



芦屋川駅をスタートしてから、
ここまで30分。






高座の滝 > 風吹岩
(ロックガーデン)
ここから、
ロックガーデンを通って、

風吹岩を目指すのですが、
その前に、

金玉大明神に、
ハイクの安全祈願を(笑)






ここまでは、
散歩と言う感じでしたが、
ここからは、


一気に登山と言う感じになります。





このあたりから、
ロックガーデンでしょうか?






げっ!





これ登るん?

しょっぱなからこれかい。






おっし、
行ったろうやないかい (*`Д´*)シャキーン






しっかし、、、




きついッス。

60過ぎのオッサンにはキツ過ぎる。



あっ、
ご心配なく。

ここは巻き道がありますから。






まだまだ続きます、

ロックガーデン。






鎖場もあります。






ここ、
ロックガーデンは一本道ではなく、

いろんなルートがあるようです。



私が歩いたのは、
メインの中央稜(中央尾根)ですが、
別な地獄谷ルートを行くと、
Aケン、Bケンと言われる懸垂岩があり、
更には、
切り立った岩石が一面に広がる花崗岩エリア、

「ピラーロック」があります。



更には、

垂直の岩場ありと、
変化に富んでいます。



なんせ、

近代登山の発祥地ですから。

ちなみに、
「ロックガーデン」の命名者は、
日本のロック・クライミングのパイオニア的存在、
藤木九三さんとのこと。

高座の滝に設置してある藤木九三さんのレリーフ



私みたいな登山に関しては全くの素人も、
中級・上級の人も、
更には登山家と言われる人も、
みんながそれなりに楽しめるのが、
ロックガーデンらしいです。






ロックガーデンを過ぎ、
しばらく行くと、

風吹岩。



ここからは、

阪神間の街が一望出来ます。



高座の滝からここまでが、
50分。

写真を撮ったり、
脇道にそれたりだったので、
普通に歩けば、
もう少し早いと思います。






風吹岩 > 雨ヶ峠
ここから、
次の目的地、

雨ヶ峠(あまがとうげ)を目指します。












この区間では、

ちょっとした下りもあります。






で、
しばらく行くと、

ゲートが。



もちろん、

開きます。



そして、

車道を横断し、



再び森の中へ。





しばらく行くと、

再び車道とゲートが。



実は、
このあたりは「芦屋カントリー倶楽部」と言う、
ゴルフ場の中なんです。

このゲートは、
対イノシシようで、
車道はカート道なんです。



左側にゴルフコースを見ながら進みます。






さらに進むと、

こんな場所に出ました。



倒した木を放置してるのか、
ベンチとしてるのかわかりませんが、
とりあえず座れます。

と言うことで、
ここで、

バックを下ろして、
休憩です。



歩き始めて、
2時間と15分。

しんどいと言うより、
燃料(タバコ)切れ。






10分ほど休憩し、
少し行くと、

雨ヶ峠。



ここは、
東屋以外何もないのですが、
ここから、

いろんな所に行けるようです。

って言うか、
どこから登ってきても、
ここに出るようですね。



風吹岩からここまで、
10分の休憩を入れて、
60分。






雨ヶ峠 > 六甲山最高峰
ここから、

本庄堰堤 > 一軒茶屋 、
そして六甲山最高峰に寄り道をし、
魚屋(ととや)道を下って有馬に下ります。



と言うことで、
まずは、
六甲山最高峰を目指します。






最初に現れるのが、

本庄橋跡。



江戸時代、
今の登山道は灘と有馬を結ぶ重要な道で、
この橋もその一部だったそうです。

今はもちろん無くて、
奥に本庄堰堤があります。



この本庄堰堤の右側を登ると、

「七曲り」と呼ばれる、
急斜面が始まります。



今回のコースで、
私的にはこの区間が一番しんどかったですね。



雨ヶ峠の標高は600m、
目指す六甲山最高峰は900m以上、
300m以上を一気に登る訳ですから。

登山になれた山男さんなら普通かもしれませんが、
登山素人のヘタレなオッサンにはきつかったぁ〜。



ほんま、
途中で何度も思いましたよ、
「魔法の杖(ポール)」を持って来れば良かったって。












小川も渡り、



更に登ります。



途中、
しんど過ぎて、
写真も撮ってませんが、
かなりの斜面が続きます。

って言うか、
平地がない ><






そして、

最後の階段を登りきると、



「一軒茶屋」に出ました。



ふぅ〜、
お疲れ様でした(大汗)






って、
まだまだ続きます。



ここで、
タバコ休憩をし、
一軒茶屋の前の車道を渡り、

六甲山最高峰を目指します。



で、
やっと着きました、

六甲山最高峰。



標高931mと書かれていますが、
一等三角点の表示によると、

標高は931.13m。← 見にくてすみません m(_ _)m

しかし、
阪神淡路大震災で隆起し、
現在の高さは931.25m だそうです。



100万年前までは六甲山はなくて、
100万年かけて約1000mまで隆起したので、
計算でいくと毎年1mmずつ高くなってる訳ですね。

って、
そんな簡単なもんではないようですよ(笑)

詳しくは↓↓↓

100万年前から隆起した六甲山(2)






ここからの眺めもなかなかです。



雨ヶ峠からここまで、
80分。

芦屋川駅を出発してから3時間と40分ですか、
頑張りました(笑)






昼ごはん
現在、
11時15分。

ちょっと早いですが、
お昼にしますかね。

なんせ、
朝5時半に朝ごはんを食べたので、
お腹が空きました。






で、
今日の材料はこんな感じで。

野菜ジュース、
やきとり缶、
カレー粉、
そしてご飯。



シェラカップに、

野菜ジュースとやきとりを入れ、
弱火で温め、
カレー粉を入れます。



少し煮立ってきたら、

ご飯を投入。

そして、
更に温めます。






で、
出来上がったのが、

「なんちゃってチキンカレー」と「にゅうめん」



にゅうめんは、

お湯を入れるだけですが(笑)



「なんちゃってチキンカレー」ですが、
もちろん私のオリジナルではなく、
いつもお世話になってる、
↓↓↓を使わせて頂きました。

山めし礼讃 - やきとりカレー






ご飯を食べてると、

こんなカップルが登場。



少しお話をさせてもらいました。

一人で山に行く時には、
必ずワンコをバックに背負って行かれるそうです。

羨ましい、
30K オーバーのフォレでは絶対無理ですからね。



ナニカ、イッタデスカ?






食事の後はデザートを。

今日はコーヒーとコンビニで買ったシュークリーム。



シュークリーム、
甘過ぎ ><

ほんま、
いつもデザートは失敗するわ。






六甲山最高峰 > 有馬温泉
1時間ほど食事&休憩をし、
これより有馬温泉に下ります。



最高峰から、
車道に下りると、

有馬温泉に下りる魚屋(ととや)道があります。

有馬まで 4Km ですか。





魚屋道は整備されてて歩きやすいです。

しかも、
緩やかな下りですしね。






でも、

こんな場所も。

崩落していますね、
応急復旧はしていますが。

平成26年の台風11号の影響でしょうか?
六甲山系もかなり被害にあったそうですから。






更に、
ちょっとした下りには、

ロープが張られています。

でも、
このロープには頼りたくない(笑)






紅葉の名所として知られる瑞宝寺公園に下りる、
筆屋道の分岐。

この筆屋道も先の台風11号で被害にあい、
まだ復旧していない箇所があるそうです。






茶屋があります。

ここで、
タバコ休憩。






紅葉谷道に行く炭屋道の分岐です。



しかし、
未だに、
「ロープウェー有馬温泉駅」と炭屋道合流地点間は、
通行止めのようですね。



と言うことで、
魚屋道をそのまま進みます。






で、
見えてきました、

魚屋道の有馬温泉側登山口。



登山口には、

「杖捨て箱」なる物が設置されてました。

昔、有馬温泉へ杖をついて入湯した湯治客は、有馬に来ると、みるみる元気になり、帰りには杖がいらないくらいに元気になったそうです。

って、
書かれてますが、
皆さんこんな枝を持って下ってきたんですかね。

気持ちは分かります(笑)






六甲山最高峰からここまで、
途中5分の休憩を入れて、
75分。

普通の人なら60分もあれば十分だと思います。

なんせ、
後ろから来る全ての人に抜かれるくらい、
チマチマ歩いてたもので、
こんなにかかってしまいました。






有馬温泉
有馬と言えば温泉ですから、
日帰り温泉に向かってると、

mont-bell 発見。

ここは何度も通ってるんですが、
初めて気が付きました。



ここから山登りをするには何かと便利だとは思いますが、
それだけで商売成り立つんでしょうかね?

わざわざ、
街からここまで山用品を買いに来る人はいないと思うんですが。

まぁ〜、
余計なお世話ですね。





で、
やってきたのは「銀の湯」。

ですが、
今日は休館日でした。

と言うことで、
相方の、

金の湯

ここは有馬温泉特有の鉄分を多く含んだ赤茶っぽいお湯で、
タオルをつけると、
赤く染まります。



しかし、
平日の今日、
入っていたのはアジア系と欧米系の皆さん。

有馬もインバウンド高っ!





で、

次にやって来たのは、


善福寺。


ここは、
行基が開基し仁西が再興した、
曹洞宗に属する仏教寺院で、
国の重要文化財でもある聖徳太子像が有名なお寺です。



そして、
ここは桜も有名でして、
境内には、

約280年を経た一重のシダレザクラの大木があり、



それらが「神戸市民の木」に指定されているのですが、
まだ早かったようです。

来週くらいが見頃でしょうかね?






次にやって来たのは、
善福寺の下にある、

酒市場。

有馬に下りて来れば必ず寄ってる、
スタンディング・バー(立ち飲み屋)です。



もちろん、
お目当は、

「キリン麦酒神戸工場」直送の一番搾り。

 んまぁ〜。






今日は、
六甲の人気コースと言われるコースを歩いたのですが、
芦屋川駅から六甲山最高峰までは、
いろいろと変化があって面白かったのですが、
(しんどかったけど)
六甲山最高峰から有馬温泉までの下りは、
私的にはイマイチでしたね。

次は、
芦屋川駅からロックガーデンの地獄谷を風吹岩まで行き、
今日登った逆ルートで下りてこようかな。

素人のヘタレなオッサンでは無理か(笑)






では、

帰りますか。

フォレも待ってるしね。






編集後記、、、
いつもは、どこかに行けばその日か遅くてもあくる日にはチャチャと書き上げるブログですが、今回は3日もかかってしまいました。

理由?
別に今回が大作ということではないんです。
ただたんに書くのが面倒臭くて、少し書いては飽き、少し書いては飽き、と言うことで結果3日も要してしまいました。

なぜに飽きるのか?
本ブログでは、86枚の写真を貼り付けてるのですが、そのうち人が写ってるのは3枚だけ。それも全て後ろ姿。残り83枚は景色は違っても殆どが登山道です。
書くのも飽きて来るんです。

そんな変化のないブログを最後まで読んで下さった皆さんには、本当に感謝です mm(_ _)mm

登山やハイクのブログは少し工夫せんといけませんね。








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