熊野古道・中辺路を歩いてみよう 
三日目 川の古道 ー 新宮 〜 高野坂 ー 那智 〜 那智山

中辺路歩き三日目。

朝6時50分、
やって来たのは、
湯の峰温泉の、

「湯峰温泉」バス停。

今日は、
あいにくの雨です。



昨日、
一昨日は良いお天気だったんですけどね。






新たな行程
さて、
本当は、
昨日と一昨日で、

ソース:わかやま観光情報 -熊野古道 中辺路

滝尻王子 〜 熊野本宮大社(上図 45)だけを歩いて、
終わる予定だったのですが、
急遽、
残りのルートも歩いてみることにしました。



で、
新たに組んだ行程は、

今日:川の古道、熊野速玉大社 〜 熊野那智大社(89
明日:熊野那智大社 〜 小口(10
明後日:小口 〜 熊野本宮大社(11

基本的には、
スタンプが置いてある場所を巡ります。

スタンパーですから(笑)






湯の峰温泉 ー 川の古道 ー 新宮
と言うことで、

朝一のバスに乗り、
新宮に向かいます。






で、
降りたのは、

「日足」バス停(07:28)

新宮ではありません。



全部で36か所あるスタンプですが、
「川の古道」と言う1か所だけが、
他の場所と離れた所にあるんですよ。



それが、
このバス停の近くなんです。



実は、
ここが今日の核心でして、
その理由は、

  1. スタンプを置いてる場所が開いてるか?
  2. スタンプを無事押して、次のバスに乗れるか?


1.は、
「川の古道」のスタンプは、
「熊野川開発総合センター」内の「川舟センター事務所」に置いてあり、
この「熊野川開発総合センター」がこんな早い時間に開いてるか?
と言う問題。

昨日電話で確認出来れば良かったのですが、
この行程を組んだのは夜でして、
確認出来なかったんですよ。



2.は、
乗ってきたバスが日足に着いたのが7:28、
次の日足発の新宮行きが7:50、
これに乗れないと、
その次は9:13。
2時間近くここでボーッとすることになり、
今日の今後の予定がこなせなくなる。



つまり、
22分の間に、
無事スタンプを押して、
このバス停に戻ってこないと、
今日を含めて、
今後の予定が全て狂う、
と言うこと。

まさに、
核心でしょ(笑)






で、
やって来たのは、

「新宮市立熊野川総合開発センター」

スタンプは、
ここの1Fにある、
「川舟センター」に置いてあるらしいのですが、
果たして、
こんな早い時間に開いてるか?



で、
結論。



はい、
まだ開いておりませんでした、
チーン。

建物の周りを一周して見たのですが、
どのドアも施錠されており、
以上、終了って感じ。






『ここは、
 あらためて来るかぁ〜』

って、
思いながらバス停に戻ってると、
1台の軽のミニバンがセンターに入って行きました。

ミニバンの横には、
「A coop」の文字が書かれています。



もしや。

先程、
センターを外から一周した時、
センター内にAコープが入ってるのは見てたんです。






で、
急いで戻ってみると、
思った通り、
ミニバンに乗ってたオバちゃん達が、
センターのドアを開けて、
商品をAコープに運び入れてます。



なんとラッキーな。

いやいや、
今まで、
中辺路と言う祈りの道を、
お祈りしながら(スタンプ押しながら)巡ったので、
きっと熊野の神様が、
ご配慮下さったんですね。

ありがたや〜。
 





私『スタンプ押したいんで、
  入ってもいいですか?』

オバちゃん
 『えぇ〜よ〜』






中に入ると、
ありました、

ゲゲゲの鬼太郎の妖怪ポスト。



で、

今日の1個目、ゲット!



これで、
No. 1 クリア。

次は、
No. 2。



スタンプを押して、
センターを出ると、
次の新宮行きのバスが、
センター前の信号で停まってます。






ダッシュで、
バス停に戻り、

無事、7:50発に乗車。

No. 2 クリア。



ありがとうございます、
熊野の神様。



今日は、
バスで新宮まで行きますけど、
本当は、
ここから熊野速玉大社まで、
川舟に乗って、
熊野川の川下りを楽しむのが良いのですが、
この時期(12月〜2月)はやってないんですよね。






で、
着きました、

新宮の「権現前」バス停(08:26)

まだ、
雨が降っています。



これからは、
歩きなので、
ここで、
ポンチョを着ます。

強風の3,000mの稜線を歩くわけでもなく、
岩場をガシガシ登るわけでもなく、
ただ道を歩くだけなので、
ポンチョで十分です。

それに、
ザックの上から着れるので、
ザックも濡れませんしね。






熊野速玉大社
最初にやって来たのは、


「熊野速玉大社」(08:45)


いつの創建かは不明だそうですが、
主祭神は、
熊野速玉大神(くまのはやたまのおおかみ)と、
熊野夫須美大神(くまのふすみのおおかみ)だそうです。

と、
言われてもよくわかりませんが。






とりあえず、

入ってみますか。





熊野本宮は黒ですが、
ここは赤。

黒も渋くて良いと思ったのですが、
赤も中々良いもんですね。



干支の絵馬が飾られ、
ここもお正月の準備が進んでいます。






で、
肝心のスタンプですが、
妖怪ポストを探したのですが、
見つかりません。



札所の巫女さんに、

私   『スタンプはどこですか?』
巫女さん『ここです』


札所の受付に、
スタンプだけがポツンと置いてありました。






神倉神社
次にやって来たのが、

「神倉神社」(09:17)

神倉神社は、
熊野大神が熊野三山として祀られる以前に、
一番最初に降臨された聖地らしいですね。






橋を渡って、
周りを見渡したのですが、
妖怪ポストはありません。

とすれば、
当然、

ここを登る訳ね。



と、
お気軽に思ったのですが、
これが、

半端ない急な石段。

こんなん、
聞いとらんがな。



場所によっては、
三点支持で登るようなところもあり、
ペンキで、
○X、矢印を書いて欲しいわ。



それに、
今日は雨で、
滑る、滑る。



振り返ると、

かなりの高度感。



下りる時、
今回の旅で、
初めてポールを使いましたよ。






500段以上の自然石の石段を、
超悶絶して、
登りきったところにあるのが、

「ゴトビキ岩」(09:30)

すっご!



熊野の神様達は、
最初にこの岩に降臨されたんですね。

確かに、
上部は平らで、
降りやすそうですが。



せっかく登ってきたので、
チャチャっとお参りをし、
スタンプを探します。



でも、
無いんですよ。



確かに、
どう考えても、
こんな危なそうな場所に置いてるとは思えません。

誰かに聞こうと思ったのですが、
誰もいません。

朝も早いし、
雨も降ってるので、
まだ誰も登って来ません。






仕方ないので、
下りることにしました。

『でも、
 上に置いてたらどうしよう』

『もし、
 上だったら、
 今回はここは諦めよう』



なんて、
思いながら、
ポールを使って、
滑る石段を慎重に下りて行きました。






そして、
入口の橋を渡って右手にある、
社務所に行ってみると、

ありました、
地味なスタンプ箱が。



どうやら、
新宮地区は妖怪ポストはお気に召さないようです。






このブログを書くにあたり、
神倉神社のWebサイトを見ると、

※お願い 
神倉神社の石段は急勾配なので、御年配の方は下の鳥居でご参拝下さい。
また、飲酒者や踵の高い靴での登拝は、危険防止上、お止め下さい。
熊野速玉大社 - 摂社神倉神社

確かにそうだと思います、
ご注意下さい。

特に、雨の日は。






神倉神社 〜 三輪崎駅
次は、
「高野坂登り口」でスタンプを押し、
その後、三輪崎駅を目指します。

ソース:わかやま観光情報 - 熊野速玉大社〜那智駅 その1

新宮市内の中辺路は中世の海沿いのルート(赤い道)と、
近世の短絡ルート(ピンクの道)に分かれますが、
今日は、
神倉神社から短絡ルート(「近世の熊野街道」)を歩き、
高野坂の手前で海沿いルートに合流し、
高野坂を通って三輪崎駅へ向かいます。

という、
予定だったのですが、
途中で道に迷ってしまい、
大幅な時間ロスをしてしまいました。






神倉神社から国道42号線に出てきました(10:00)

これが、
「近世の熊野街道」と言うそうで、
これより、
「高野坂登り口」を目指します。






しかし、

山の中だと全然問題ないのですが、
こんな道を、
ポンチョを頭からかぶって歩くのは、
かなり恥ずかしい。

道行く人の視線が気になります(笑)






しばらく42号線を歩いたのですが、
途中から、

こんな道に入ります。

やっと、
人の目を気にせず歩けます(笑)



で、
進んで行くと、

完全にお墓の中。

道がわからなくなりました。




しばらく探したのですが、
全然分かりません。



そうこうしてると、
上の地図にある、

真如寺を発見。

お寺さんに聞けばわかるやろと思い、
訪ねてみたのですが、
留守。






仕方ないので、
さらに自力で探してると、
それらしい道に出ました。

『これや!』



進んで行くと、

行き止まり(涙)



既に、
1時間近くお墓の周りをウロウロしています。

もうダメ。



一旦43号線に戻ります。



そして、
上の地図の青線を歩いてると、
山に登る道がありました。



確信は無かったのですが、
登って行くと、
細い道に合流しました。




その合流地点に、
ありました、

「高野坂」の案内板が(11:22)



そして、
後ろを振り返ると、

「高野坂」の案内板だらけ。



おいおい、
もっと、
分散して置こうよ。



やっと、
「近世の熊野街道」に出たようです。





「広角の一里塚跡」(11:25)

道はあってるようですね。






おっ!、

今日初めて見ました、
「世界遺産 熊野古道」の標識。






車道を横断し、
少し下って行くと、
着きました、

「高野坂登り口」(11:33)




ここには、
あります、

妖怪ポスト。



神倉神社を出発してから休憩していないので、
ここで、
休憩します。



休憩がてら、
海を見に行ってみました。



熊野灘ですね、
天気が良ければねぇ〜。




これから、
あの岬の上を歩くんですね。

どんな道なんでしょうか、
高野坂って。






トイレに行き、
タバコを吸い、
休憩を終え、

三輪崎を目指してスタート(11:48)






スタートして、

いきなりの階段。

まぁ〜、
「坂」ですからね。



でも、

急登ではなく、
なだらかな登りが続きます。





中世の参詣者は、
田辺から中辺路を通って熊野本宮に詣でた後、
熊野川を船で下って速玉大社に参り、
その後、
この高野坂を抜けて那智大社に参拝してたそうです。

私も同じルート(舟じゃないけど)を歩いてるのですが、
昔の皆さんは何を持って、
ここを歩いてたんでしょうかね?



私?

昼ごはん、何を食べようかと(笑)
お腹すきました。

お墓で迷わなかったら、
今頃は那智でご飯を食べてるんですけどね。






「御手洗の念仏碑」(11:53)

真ん中がお地蔵さん、
両サイドは何なんでしょう?



この念仏碑の前は、
林が切れ、

王子が浜の海岸線が見渡せます。






まだまだ登っていきます。






名も無き?地蔵さん。



このあたりから、
平坦になります。






「孫八地蔵」(12:05)

可愛いお地蔵さんです。



このお地蔵さんから、
海の方に少し入ると、
五輪の塔があるらしいので、
行ってみました。



「五輪の塔」(12:07)

 
寛永5年(1628年)に建てられた、
「心鏡房海宝大徳」と言う僧侶のものらしいですが、
その僧侶が何者かは分からないそうです。






緑のトンネル。






「金光稲荷神社」の鳥居。

 くぐってみました。



ニャンコがお出迎え。

一匹かと思ったら、
メッチャおりました。



そして、

「金光稲荷神社」(12:16)

大きな祠が二つありました。

説明板がなかったのでよく分かりませんが、
名前からして、
商売繁盛、家内安全の神様さんでしょうね?



この日は、
お爺ちゃんとお婆ちゃんがお参りに来られてました。

ニャンコの餌を持って(笑)






金光稲荷神社の鳥居の前にあった、
休憩所。

展望台かも?



このあたりからは、
下りになります。

下りもなだらかです。






久しぶりに見た、
熊野古道の道標。



ここを左(海の方)に行くと、
潮岬の「鯨山見跡」と言うとこに行くそうなのですが、
腹減ってたのでスルー。

でも、
後で調べたら、
なかなか興味深いところのようでした。

行けばよかった、
残念、、、






苔むした、
石畳の道を下って行きます。

渋い!






そして、
出てきました、

「高野坂降り口」(12:28)






線路を渡って、← 良いのか?
少し行くと、



「三輪崎駅」(12:36)



「高野坂」、
距離は1.5Kと短いのですが、
古道らしさを味わえる、
なかなか素敵な道でした。





ここからは、
那智駅まで列車で行きます。

次の列車が来るのは、
12:56。

まだ、
20分あります。



しかし、
腹減った。






三輪崎駅 ー 那智駅
1本/1時間の列車がやって来ました。

平日やし、
昼間やし、
少ないだろうと思ったら、

メッチャ多い。

ほぼ学生さんでしたけどね。

試験中なのかな?

勉強してる奴はいなかったけど。






で、
着きました、

那智駅(13:13)



駅前の黄色いポスト。

熊野本宮は黒いポスト。

和歌山県って、
赤以外のポストが好きなんですかね?





まぁ〜、
そんなことはどうでもよくて、
ご飯、ご飯。






と言うことで、
駅前の茶店に飛び込んで、

カレー。



初日も昼は、
カレーだったんですけどね。

ここは、
山ではないけど、
山に行くと、
山小屋では、
いつもカレーを頼んでしまいます(笑)

なぜ?






カレーを食べ、
食後のコーヒーを飲みながら、
明日の宿の確保をします。



予定では、

明日は那智山から大雲取を越えて小口まで、
明後日は小口から小雲取を越えて請川まで。

と言うことで、
小口の宿を探したのですが、
調べた限り2軒しか見つかりませんでした。

その2軒に電話したのですが、
2軒とも、
今年中はいっぱいだとか。

そんなに人気あるんですかね。



で、
最後の手段として、

宿は新宮に取り、
新宮と小口をバスで移動すると言うもの。

ですが、
小口から新宮行きの夕方のバスはあるのですが、
新宮から小口に行く朝のバスがないんですよ。

これもダメ。



と言うことで、
今回の中辺路全走破は出来ないことになりました、
残念、、、



でも、
とりあえず、
今日明日で那智駅から那智山までは行ってみることにします。

そうしとけば、
残りは、
大雲取と小雲取を残すだけなので、
小口の宿が確保さえ出来れば、
全走破できますからね。






那智駅 〜 市野々王子
最初は、
那智駅周辺の王子やお寺をまわり、
その後、
市野々王子を目指します。

ソース:わかやま観光情報 那智駅〜熊野那智大社

この地図だと、
全て舗装道になっていますが、
実際には、
一部は山道でした。






昼ごはんを食べ終え、

駅前をスタート(13:47)






最初にやって来たのは、

「浜の宮王子跡」(13:50)

ここは、
完全に「王子跡」でして、
現在は「熊野三所大神社」となっています。

さらに、
昔は、
浜の宮王子があったので、
「浜の宮大神社」
とも呼ばれてるそうです。



浜の宮王子は、
熊野九十九王子のひとつで、
中辺路・大辺路・伊勢路の分岐点だったそうで、
那智山参拝前にはこの王子で潮垢離を行って、
身を清めたらしいです。






次にやってきたのは、
熊野三所大神社(浜の宮王子跡)の隣にある、

「補陀洛山寺(ふだらくさんじ)」(13:51)

補陀洛山寺は補陀洛渡海の出発点として知られる寺です。

補陀洛渡海とは、
平安時代から江戸時代にかけて、
小さな船に閉じこもり30日分の脂と食糧をたずさえて、
生きながらにして南海の彼方にあると信じられていた、
観音浄土を目指すというもの。



その船が、

補陀洛渡海船。

こんな小舟でどこまで行ったんですかね?

そして、
無事、
観音浄土に行き着いたのでしょうか?、、、



で、
この補陀洛渡海船の前に、
妖怪ポスト(扉無しバージョン)はあります。



中には、

浜の宮王子と補陀洛山寺の二つのスタンプが入っていました。

コストを抑えてますね。






那智駅周辺はこれで終わり、
これから、

那智山を目指します。






道標に従って、
進んでいきます。





















そうすると、

こんなとこに導いてくれました。



ここから、

山道が始まります(14:29)

右の階段を上ると、
お墓です。

そして、
行き止まりですから。

なぜ知ってるのか、って?

行きましたから。

そして、
戻ってきました(迷わんでよかった)

今日は、
ほんま、お墓に縁のある日ですわ。






杉林。




良い感じ。




竹林。



なかなか良い感じの山道ですが、
この道を、
「曼荼羅の道」
と言うそうです。






おっ、

市野々王子か?

と思い、
登っていくと、

こんな建物が。



「尼将軍供養塔」でした(14:40)

尼将軍とは、
源頼朝の妻、
北條政子さんですよね。

彼女は、
夫源頼朝の没後、
尼さんになり、
子の頼家や実朝の後見として政治に強く関わっていました。

しかし、
その子たちが北條氏の策により次々と暗殺に遭い、
その罪の苦しみから、
二度の熊野三山詣でこの地に立ち寄った際、
子の供養のためにこの供養塔を建立したらしいです。

と言うことで、
政子さんのお墓ではありません。






林を出てきました(14:45)

ちなみに、
ここもお墓です。

今日は、
お墓ばかり。






その後、


こんな道を進んでいくと、
ありました、



「市野々王子跡」(15:00)

ここも「王子跡」で、
近世には那智山の末社となり、
市野々王子と呼ばれたそうですが、
明治の初めに那智山の支配から離れて、
村社となり「王子神社」と改称したそうです。



神社の前には、

「村社王子」と刻まれていましたが。



貢米を保管したと言われる郷倉跡。

この写真では分かりにくいですが、
この入り口の上には、
八咫烏の彫刻があります。

このあたり市野々は、
八咫烏の子孫が住むといわれてるそうです。






市野々王子 〜 多富気王子
次は、
多富気王子を目指します。

ソース:わかやま観光情報 那智駅〜熊野那智大社

今歩いてる道を進みます。
途中で国道46号線と合流しますが、
そのまま進んで大門坂に入ると、
多富気王子があります。






多富気王子を目指してスタート(15:02)






途中、



動物病院。

フォレは今頃どうしてるやろ? ←「フォレ」は我が家のワンコです




教会。

「キリフト」?

「キリヌト」?




そして、

酒屋。

ビールが、、、






46号線に合流。



46号線を少し行くと、

大門坂に入ります(15:20)






この「振ケ瀬橋(赤い橋)」を渡ると、
中辺路の中でも有名な「大門坂」のメインとなります。






「大門坂茶屋」(15:25)






「夫婦杉」(15:26)



その夫婦杉の下で、

夫婦になられてました。

『お幸せに!』












そして、
大門坂の途中にあるのが、

「多富気王子跡」(15:30)

中辺路にある最後の王子社ですね。

峠の神仏に「手向け(たむけ)」をした場所で、
それがいつしか「多富気(たふけ)と呼ばれるようになった、
のではないかと、
説明板には書いてありました。






ここから、
さらに進めば、
那智大社や青岸渡寺があるのですが、
今日はここで終わりにします。

既に時間が遅いのと(お墓で迷ったのが大きい)、
明日は大雲取を越えないので、
たっぷりと時間があります。

明日ゆっくりと見てまわりたいと思います。






で、
今日最後の多富気王子のスタンプですが、
妖怪ポストがありません。



調べると、
先に通って来た、
大門坂茶屋に置いてあるとか。






下りて来ました、

「大門坂茶屋」

探すと、
お店の前にスタンプが置いてました。



これやね、
と思い、
押したのですが、
なぜかスタンプが大きい。



茶屋のオバちゃん

『それ違う!』

『中辺路のスタンプはこっちよ』



見ると、
少し離れたとこに、
妖怪ポストの出来損ないのような物があり、
そこにスタンプがありました。






と言うことで、、、










スタンプ on スタンプ(笑)

まっ、
えっか。






以上、
本日のスタンプ集めは終了です。

今日のお宿に向かいます。






やって来たのは、
大門坂の下にある、

「大門坂駐車場前」バス停。












バスに乗ること20分、
着いたのは、

JR紀伊勝浦駅。






ここから、
歩くこと15分。

着きました、

今日のお宿。






中辺路歩き三日目も無事終了。



お疲れさんでした。




熊野古道・中辺路を歩いてみよう
熊野古道・中辺路を歩いてみよう
一日目 滝尻王子 〜 継桜王子
二日目 継桜王子 〜 本宮大社 ー 湯峯王子
三日目 川の古道 ー 新宮 〜 高野坂 ー 那智 〜 那智山
四日目 那智山 ー 本宮大社 ー 田辺








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