岡山県の名峰、那岐山に登ってみた

朝5時、

これより山行きに出発します。



今日の山行きは、
岡山県の名峰、
那岐山(なぎさん)。

「なぎせん」とも言うようですが、
西日本では珍しく雪山登山が出来るお山です。






で、
やって来たのは、
那岐山の麓にある、

那岐山麓山の駅

まだ7時前、
さすがにこの時間では開いてませんが、
トイレをお貸りします。



雪がちらついていますね。

予報では、
そこそこ良い天気だったので、
やって来たのですが、、、






山の駅から少し行くと、

登山口に行く分岐があります。

左に行くと、
登山口に行けるのですが、
道も狭く、
かなりの急坂で、
スタッドレスだけで大丈夫か心配だったのですが、
チェーンも積んでいたので、
行ってみました。






結果、
何の問題もなく、

登山口近くの第三駐車場に到着。

この第三駐車場には、
私以外の車は停まっていなかったのですが、
この手前の第二駐車場には、
二台の車が停まっていたので、
既に先行のパーティがあるのかもしれません。




身支度を整え、
スタートしました。




ふむふむ、
A、B、Cと、
三つのコースがあるのですね。






登山口(07:45)






登山口から歩く事3分で、

B、Cコースの分岐(07:48)

初心者の私は、
ポピュラーなCコースを選択。

私、
このお山は初めて登るんです。






名木ノ城跡への分岐(08:00)

右に行くと名木ノ城跡を経由して、
Bコースに行けるようです。

私はこのままCコースを進みます。

山頂まで2.5Kmですか。

初めてのお山で、
2.5Kmと言われても、
全く時間が読めません(笑)

ちなみに、
那岐山の標高は1,255m、
登山口の標高が約550mくらいなので、
標高差としては700mくらい。

六甲山より低いです。



このあたりから雪が多くなってきましたが、
まだアイゼン無しでも歩けます。













水場がありますね。

今日は流れてますが、
寒いと凍るんですかね。



下には、

氷麗が出来ていましたけど。






山頂まで2.1Km道標(08:15)



ここで、

アイゼン装着。

無くても歩けそうでしたが、
先の道が読めないのと、
背負うより、
履いた方が楽なので。






基本は林の中を歩きますが、
所々、



展望の開けたところがあります。






那岐山は、
霧氷が有名なのですが、
このあたりでは、
全く見られません。






大神岩(08:50)



ここはビューポイントらしいので、

私も岩の上に登ってみました。



そこからは、

奈義の町や、



こんなお山が見えます。

山の名前はさっぱりわかりませんが(笑)



しかし、
天気が悪い。

風は無いので、
寒くは無いのですが、
どこを見ても真っ白。

全然モチベーションが上がりません。

『もう下りようかな』

なんて思いながら、
しばらくボーってしていました。






でも、

『行こう!』

せっかく朝早くから出て来たので、
このまま登ることにしました。



ここの標高が1,000mなので、
後250m登るだけですから。






もう春なんですかね、
根開き(木のまわりだけ雪が溶けていること)が見られます。






山頂まで1.1Km道標(09:20)






このあたりから、
霧氷が見られます。






で、
当然の、

八合目道標(09:30)

これまで、
合目道標は見かけなかったのですが、
もしかして、
夏道と違うルートを歩いてるのでしょうか?

トレースはきれいについていたので、
そこを歩いてきたのですが。






霧氷が多くなってきました。



こう言うとこを歩くのは気持ち良いです。

先ほどまでモチベーションは低かったのですが、
少しアップ(笑)






山頂まで600m道標(09:35)







おっ!、

先行のパーティ発見。

第二駐車場に駐めてた人達でしょうか?






追っかけます。

今日は一人かと思って、
寂しかったんですよね。






霧氷が綺麗。



バックが青空だと、
もっと綺麗だと思うのですが、
残念。






新たな先行者発見。

この方は女性で、
私より人生経験は長いようですが、
山の経験も長いようで、
速くはないのですが、
しっかりとした足取りで、
平地でも登りでも、
常に同じペースで進んでいかれます。



私にとっても良いペースなので、
しばらく「追っかけ」をさせてもらいました(笑)

迷惑だったかな?






後少しで山頂。






で、

山頂(09:50)



と思ったら、

まだ400mありました f^^;)



ここには、
 
トイレ?がありました。

使用できるかどうかわかりませんが。






山頂を目指します。

この先を下ると、



避難小屋が有ります。



中は、

綺麗です。

十分寝泊まり出来ます。



んっ、
寝泊まり?

そや!
いいこと思いついた。

何を?

近いうちに発表します(笑)






ここを登ったところが山頂ですね。






で、

本当の山頂(10:05)



でもね、
山頂には二つの碑があるのですが、

こちらは1,255m、



こちらは1,240m。

どう言うこっちゃ?






ここからは、
天気が良ければ、
瀬戸内海から鳥取砂丘まで、
360度の眺望を楽しむことが出来るそうですが、

真っ白 ┐(´ー`)┌

まるで、
モノクロ写真。



こんなとこに長居は無用、
下ります。


それに、
今日は家人が家を空けており、
フォレが一人(一匹)でお留守番中。

早く帰らねば。


『メシ クレーーー』






下りは、
Bコースにしようと思ったのですが、

ルートが分かりません。



と言うことで、

登って来たCコースを下ります。






ほんま、

天気が良ければ、
綺麗なんでしょうね、
残念。






で、
中を省略して、

名木ノ城跡への分岐まで下りて来ました。



ここで、

アイゼンを外します。






そして、

ここからが、
今日の山行きの核心。



朝は有った雪が溶けて、
道がグチャグチャ。

なるべく残ってる雪の上を歩くのですが、
結果は靴が酷いことに。

帰ってからのクリーニングが面倒臭い。






で、

登山口。



そして、

駐車場に戻って来ました。

朝は私だけだったのですが、
車が2台駐まってます。

下山中には誰とも会わなかったので、
Cコース以外を登られたのでしょうかね?






電話の無い、
電話ボックスが設置されています。



中を見ると、

登山者カウンター?



私も、
カチャっと一押しして、
初の那岐山登山を終了。






今日はあいにくの天気でした。

でも、
天気が良ければ、
白い霧氷の下を青い空を目指して登って行けるし、
登りきった山頂では、
360°の展望を堪能することが出来るようですし、
人気のほどを窺い知ることが出来ました。

西日本では、
数少ない雪山登山が出来る山ですし、
標高差もあまり無いし、
危険なとこも無いので、
雪山入門としては良いのでは無いでしょうか。

もちろん、
気象条件次第ですが。



私も、
またいつかまた、
登ってみたいと思わせるお山でした。








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